ウレク記念塔、伽倻琴の創製者をしのぶ丘の記念施設
慶尚北道高霊郡にあるウレク記念塔は、伽倻琴を創製した音楽家ウレクの功績を伝え、学びや休息の場として整えられた記念施設です。

ウレクの功績を伝える記念施設
ウレク記念塔は、伽倻時代末期の音楽家ウレクの功績をたたえるために建てられた施設です。ウレクは韓国の三大楽聖の一人とされ、伽倻時代末期、嘉実王の命を受けて伽倻琴を創製したと伝えられています。記念塔と肖像を祭る建物は、ウレクの功績を後世に伝えるとともに、教育の場として活用することを目的に設けられました。
施設は、ウレクが12曲を作った記録が残るチョンジョンゴルを一望できる丘の上にあります。記念塔と肖像堂を訪ねながら、その場所に伝わるウレクの歴史に触れられるのが見どころです。また、地域の人々に休息の場を提供する目的もあり、歴史を知る場所であると同時に、立ち寄って過ごせる空間として紹介されています。
伽倻琴の創製と伝わる記録
ウレクは大伽倻邑クェビン里で、1年の12か月になぞらえて12本の弦を持つ伽倻琴を作ったとされます。楽器の上部は丸く天を表し、下部は平らで地をかたどったものと説明されています。記念塔を訪れる前にこうした伝承を知っておくと、ウレクの功績や伽倻琴に込められた意味を思い浮かべながら見学できます。
記録によると、ウレクは生涯に185曲を作りましたが、現在まで残っている曲は一つもありません。一方、チョンジョンゴルで12曲を作曲したという記録は残されています。現存する曲を鑑賞する場所ではなく、伝承や記録を手がかりに音楽家の歩みを知る記念施設として訪れるとよいでしょう。
訪問前に確認したいこと
所在地は慶尚北道高霊郡大伽倻邑です。公式住所は「경상북도 고령군 대가야읍 주산순환길 209-18」。駐車場は利用可能で、開放時間は常時、休業日はなく年中無休と案内されています。現地の状況や案内に変更がある場合もあるため、訪問前には公式のお知らせをご確認ください。
掲載写真はいずれもウレク記念塔を写したもので、韓国観光公社のパク・ソングン氏が撮影しています。記念塔や肖像堂を訪ね、チョンジョンゴルを望む立地とともに、ウレクの功績や伽倻琴にまつわる記録をたどることができます。
料金・営業時間・休館日は季節や事情により変わります。出発前に公式のご案内をあらためてご確認ください。
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